【ニュース】 9月のパフォーマンス結果

上半期の好パフォーマンスから一転、7月末の予想外な市場価格調整によるドローダウン

米国住宅ローン市場危機への懸念
今回のドローダウンは、複数の市場で起こった急激なトレンド反転によるものである。米サブプライム・ローン問題により、数ヶ月間上昇していた世界株式市場が下落した。また、国際債券・金利市場のトレンドも方向転換し、通貨市場では米ドル・日本円が数日間で急激な反転を見せた。金融先物市場と同様に、商品先物市場も大幅な下降傾向を示した。上昇トレンドを続けていた金・プラチナなどの金属市場は、大きく下方修正した。また、ココア・大豆などの穀物市場も急激な反転を見せ、以前の上昇トレンドに戻った。

これらの金融・商品先物市場は、長期的にはお互いの相関性が低いものの、同様の短期的変動を見せた。大半の市場の上昇トレンドが下降し、下降トレンドは上方修正した。このように収束した動きは珍しくはあるものの、定期的に発生することはあり、予測するのが非常に困難である。

秋の市場トレンドは強気傾向
トレンドフォローシステムにおいて、一時的なドローダウンは一般に起こりうるものである。株や不動産などの他の資産クラスに対して、スーパーファンドのファンドは、想定通りこれまでのドローダウン局面を乗り越えてきた。特に明確なトレンド(変動)がある下では、下降局面からの回復は比較的早い。過去の経験から言って、ドローダウンの時期は、投資家にとって“買い”のチャンスであり、プロの市場参加者にとっても周知の事実である。興味深い点は、統計的に上半期より下半期の方がパフォーマンスは優れており、特に秋の市場トレンドは強気傾向にある。

マネージドフューチャーズ・ファンドのエアバッグ効果
今回のような状況では、マネージドフューチャーズ・ファンドの株式市場の下落に対するエアバッグ効果は作用せず、投資ポートフォリオを守ることは出来ないのではないかと言ったクレームが投資家から出てくることが予想されるが、決してそうではない。2003年以来株式市場は持続的な上昇トレンドにあり、スーパーファンドのトレーディングシステムは、そのトレンドに載り、ロングポジションを取っていた。従って、株式市場の急落と同時に、スーパーファンドのパフォーマンスは下落した。持続的な下降トレンドが発生した時点で、トレーディングシステムは、下降トレンドから利益を得るためにショートポジションに転換する。このように、マーケットの方向性の変化を認識するのには、若干の時間が必要となり、その転換期には短期間ではあるが必然的に損失が伴う。2000年4月と2003年3月には、MSCI世界株式指数が48%下落するなか、Superfund Q-AG(*1)の総合リターンは121%を計上している。

 

(*1) Superfund Q-AGは募集期間が終了したファンドで新規申し込みは受け付けていません。過去の運用実績は将来の運用実績を示唆・保証するものではありません。