【ニュース】 マーケット情報(4月)

2008年、全体的に好調なパフォーマンスを示すスーパーファンド

2ヶ月間に及ぶ好成績の後、スーパーファンドのトレーディングシステムは、4月に若干の損失を出した。


株式市場の回復、商品価格の上昇、850ドル/オンスの金価格

4月、世界の株価指数は、3月の米国FRBによる積極的な利下げで信用危機による混乱が一時的に和らげられてリバウンドを示した。特に、日本、中国、香港などのアジアの株価指数が大きく上昇し、再びリバウンドを先導した。米国の株式市場は米国FRBによる再利下げとIT企業の好調な業績に支えられ、一方、欧州の株式市場は堅調な景気指標を背景に強含みで推移した。世界の債券市場と短期金融市場は、エネルギー価格とともにインフレ率が上昇したため、下降が継続した。

米国FRBが、今後はこれまでの利下げの効果を見極めるとの意向を示したため、米国における再利下げ予想は弱まった。通貨市場では4月を通して、米ドルは弱含みで推移したが、米国FRBによる再利下げ予想が弱まり、月後半に米ドルは反発して前月比若干の上昇で月末を迎えた。オーストラリア・ドル、ブラジル・リアル、カナダ・ドルは、コモディティ価格上昇の恩恵を受け、強含みの推移となった。世界のエネルギー市場は、ナイジェリアの政情不安や蒸留燃料在庫の減少を背景に再び史上最高値を更新した。貴金属市場では、米国の再利下げ予想の後退と株式市場の回復を背景に、金と銀が4月後半には売られる展開となった。穀物市場では、トウモロコシ価格が耕作面積の減少予想を背景に上昇したが、小麦価格は作付面積予想の上方修正を背景に前月に引き続き下落した。豚肉価格は中国とロシア向け輸出の増加に支えられて上昇した。

4月前半の金先物の価格は、米ドル安と世界のインフレ率の上昇により、3月末の安値から回復した。しかし、米国FRBの再利下げ予想が弱まり、金の価格は前月比6.1%の下落で月末を迎えた。月後半には、米ドル高や株式市場の上昇により、結果的に金の価格は850米ドル/オンスへ戻った。